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南山っ子ブログ

2015/2/20

満開にさそわれて

             満開にさそわれて

 前回では、庭の梅の木に一輪だけ咲いた紅梅の花のことに触れましたが、その梅の花が満開になりました。
咲いた花の数が増えるごとにすずめ、ひよどり、メジロなどのいろいろな鳥たちがやってきます。
 最初はすずめが来ただけで「おー、花に誘われてすずめたちがやってきたぞ。かわいいなあー。」とつぶやいていたのですが、メジロがやってくると「ひゃー、やっぱりすずめと違ってメジロは品があってうつくしいなー。」と言っている言葉を校長先生に聞かれてしまい「同じ鳥なのに、そんなに差別していいんですか。」と言われ、「なるほど、そうだなあ。」と反省してしまいました。
 満開の花に誘われたのではないでしょうが、突然卒業生のS君がやってきました。
 S君はサッカー部で活躍していた人で現在福岡教育大学で学んでいるそうです。学業の合間に地域の少年サッカーチームの指導もしているということでした。「突然すいません。春休みで長崎に帰ってきたので久しぶりに南山でサッカーをしようと思ってやってきました。」と小学生の時の笑顔のままにこにこしながらあいさつをしてくれました。
 サッカーの練習が終わり、帰る前に職員室に寄り「自分は小学生の時、先生方にずいぶん迷惑をかけました。その償いに小学校の先生になってがんばるつもりです。」 と泣かせることを言って帰っていきました。
 S君、夢に向かってがんばれ!応援しているよ。