紅梅
　今年は２月４日が立春でした。暦の上では春になりましたが、最近は寒い日が続き春という感じはどこにも見あたりませんでした。でも、着実に春は近づいてきていました。
　職員室の裏にある庭に紅梅の木（この梅の木は南山小学校の川上前校長先生が植えたものですが、ここ数年この季節の楽しみです）があるのですが、２月６日の金曜日の夕方、たくさんあるつぼみの中の一つが花びらを広げているのを見つけたのです。見ごとな紅色です。
　近くにいたみか先生に「ほら、ほら、見てよ。庭の梅の花が一輪開いたよ。」と言うと
「あら、本当きれいですねえ、でも、うちのクラスに生けている梅はたくさん開いていますよ。」と１年１組の教室まで連れて行ってくれました。
「えー、すごい。なんとビューティフルじゃないですか。」と驚くほど梅の小枝にたくさんの梅の花がついていました。（３日ほど前に広がりすぎた梅の枝を切っていたのですがそれを処分しないで教室の花瓶に生けていたそうです）
　ちょうどその日に行われた授業参観にいらっしゃった保護者の皆様方を子どもたちばかりでなく、梅の花も感謝を持ってお迎えしたんだと思います。
　これから花の数が増えてくると、どこからかメジロたちがやってきて「ツーッ、ツーッ」と鳴きながら飛びまわり、耳と目を楽しませてくれます。まだまだ寒い日が続くようですが、もうそこまで春は来ているようです。