ホーム南山っ子ブログ > メンガタスズメ  (サム)

南山っ子ブログ

2014/9/26

メンガタスズメ  (サム)

 朝、職員室に入ると最初にすることは窓を開けることです。私の机の後ろにある窓を開けると、プランターが見えます。そこでは夏休み前からなすを育てています。毎日朝と夕方水をあげ、ときおり肥料をまくなど愛情たっぷりに世話をしてきました。毎朝なすの育ち具合を観察し、「こいつはそろそろ収穫だな」などとつぶやいています。
 9月26日の金曜日いつものように窓を開けてなすの様子をみました。
「ウギャー、ナッ、ナッ、ナンダコリャーーー」wobbly(これは心の中で発した叫び声です)
私が大切に大切に育てて、もうすぐ収穫しようと思っていたなすに、まぶしいくらい鮮やかな黄色をしている10cmはあろうかという気持ちの悪い巨大な芋虫がへばりついてムシャムシャ食べていました。「このやろう」と思いながらも気持ち悪くて近づけません。ようく見ると他にも2匹もいます。
 「ウワーッ、先生この気持ち悪い生き物はなんですか。毎日見ているのに、ここまで大きくなっているのに気づかなかった。」と自然界に詳しいあきら先生に聞くと、すぐにパソコンで調べてくれました。
 「これじゃないですか、メンガタスズメという蛾の幼虫らしいですよ。」と教えてくれました。パソコンの画面を見ると目の前にいる芋虫と同じ鮮やかな黄色をした画像が紹介されていました。
 しかも、その画像の下には投稿者の書き込みとして「毎日観察しているのにここまで大きくなっていることに気づきませんでした。自分の観察の甘さをかんじました。」と書いてありました。
あきら先生からは「この投稿者、先生と同じことを言っていますよ。」と笑われていまいました。
 今回は、悔しいつぶやきになってしまいました。bearing