２０１７年スタート

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

１月１０日、いよいよ最後の学期が始まりました。今年度の冬休みはカレンダーの都合で子どもたちにとっては、いつもより長い冬休みになりました。南山小学校では始業式のときに、いつも聖書の言葉とともに神父様のお話があるのですが、今回のお話は５００円の価値を考えてもらう内容でした。日本でバナナは５００円で５本くらい買えますが、バングラデシュでは１００本くらい買えるそうです。そういうたとえ話をいくつか挙げながら話をしてくださいました。子どもたちは神父様の話にすごく興味を持って聞いていました。

話の最後に、お年玉で５００円しかもらえなかったら、少ないと思うかもしれませんが別の貧しい国にしたら、とても価値のある金額なのです。お年玉の、ほんの一部を困っている人たちのために使うのもいいですね。

毎年この時期、南山小学校では世界こども助け合いの日のための献金（以前はカトリック児童献金と呼ばれていました）をしてもらっています。この献金は集められた後、世界中の恵まれない子どもたちのために使われます。南山ではほぼ全員の子どもたちが協力してくれます。

１学期にはチヤリティーバザーがありました。この時も子どもたちは熊本地震からの復興のために心を込めて活動しました。今回の献金も世界のどこかで困っている子どもたちが救われますようにと願いを込めてくれていると思います。

１０１７年がこれまで以上に優しい気持ちを持って色々なことで活動できたらいいなあと思っています。