あー、いー、うー、べえー

　南山小学校では、帰りの会の終わりころになると、各教室から「あー、いー、うー、べえー。」と聞こえてきます。これを1０回くらい繰り返すと「先生さようなら。皆さんさようなら」と元気のよいあいさつをして 帰っていきます。
　本校でこれは３年くらい前から見られる光景になってきました。
　「あー。」と言うときは口をまん丸に大きく開け４秒くらい続けます。「いー。」の時は横に大きく開けに同じく４秒くらい続けます。さらに「うー。」の時はくちびるを思いっきり前につきだし４秒くらい続けます。最後に舌を口の外に出し力いっぱい下にのばしながら「べえーーーー。」と４秒続けます。これで１セットです。
　どうしてこんなことをやっているかというと、インフルエンザ予防に効果があると養護の先生から情報をもらい、実行してみたところ、よい結果が現れてきたからです。
　本などで調べてみるとこの体操は口呼吸から鼻呼吸にするのが目的だそうです。その効果はインフルエンザばかりでなく、いびき、歯ぎしり、アトピーなどにもよいということが紹介されてました。
　私も、登下校するとき暗くなって来たのを確認し車の中で「あー、いー、うー、べええー。」と叫んでいます。「べえーーっ」と舌を出して運転している姿を見られると怪しいと思われるかもしれませんが、決して怪しいものではありません。あいうべ体操をやっているんだなと笑って見過ごしてください。
　今年も南山小学校で風邪やインフルエンザが流行りませんように。