夏休みが終わった

　「ワシ、ワシ、ワシ」とお盆過ぎくらいまで、大きな声で鳴いていたクマゼミもすっかりおとなしくなり、今では「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ」の鳴き声が多くなってきました。
　また、ふいてくる風もすずしくなり、草むらから聞こえてくるコオロギたちの鳴き声もなんとなく「やったー、おれたちの季節がやってきたぞ」と喜んでいるようです。自分が子どもの頃を振り返ってみますと、「ツクツクホーシ」と聞こえてくると「夏休みが終わってしまう」と悲しくなっていたことを思い出します。最近の子どもたちはどうなのでしょうか。

　きょうは９月１日、ほかの学校もそうなんでしょうが、南山小学校では２学期の始業式が行われました。８月９日の登校日以来に子どもたちは元気な顔をみせてくれました。式の中で２，４，６年生の２組の代表３人が２学期の決意などを発表しました。
「今まで授業中にあまり発表をしていなかったのですが、２学期は勇気を出して発表をしたいです。」
「今まで以上に友だちと仲よくしていきたいです。」
「２学期に運動がもっとできるようになるため、夏休みに体を鍛えました。」　発表した３人もそれを聞いていたみんなも、やる気満々です。
　どうか実りの多い２学期になりますように。