ホームすくすくにっき > ~平和の祈りを捧げよう~

すくすくにっき

2020/8/6

~平和の祈りを捧げよう~

今年の平和集会は8月9日が日曜日のため、
8月6日「広島原爆の日」に南山こども園でも「長崎原爆の日」を思い、
平和の祈りを捧げました。


今年で原爆投下から75年。。。
壊滅した長崎の街は、今では子ども達が笑って過ごせる平和な時間を取り戻しました。


集まりでは、職員のお祖父様が実際に体験した被爆の話をもとに、
職員が製作した紙芝居を通して、

子ども達へ「原爆」についてお話をしました。


― 紙芝居 「あの日~8月9日~」 親愛なるおじいちゃんへ ―
長崎に落とされた原子爆弾の悲惨さ、人間の儚さ、命の大切さなどが語られ、
戦争の虚しく・切ないお話に、子ども達そして職員も最後まで聞き入っていました。

「死ぬ」ということについて先生から「明日が来なくなること」と
教えてもらった子どもたち。

「平和ってどんなことだと思う?」
という先生からの問いかけに、子ども達は一生懸命考え、

「お友達に優しくすること!」
「お父さんや、お母さんを大切にすること!」
「怪我をしたり、困ったりしている人を助けること!」
「みんなを大切にすること」!
と子どもたちなりの答えが返ってきました。




今年は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、各学年での集まりとなりましたが、
年少組~年長組の子ども達にも、しっかり職員の思いが伝わっていたように思います。


そして最後に、
戦争で苦しんだ方々へ手を合わせ、これからの平和を願い祈りを捧げました。


今はまだ、いろんな不安の中で過ごす日々が続きますが、
これからも、人々が互いに手を取り合って、
思いやりの心を忘れずに、命を大切にできる
「優しい人」に育っていってほしいと思います。


短い時間ではありましたが、
子ども達の心に今日のこの時間が少しでも意味のあるものになっていることを願います。


8月9日(日)、
子ども達の未来を守るためにも、
ご家庭で子ども達と一緒に、平和について考え、お話をしてみてはいかがでしょうか。



~人々が安心して幸せに暮らせる「平和な世界」が長崎から広がり、一日でも早く訪れますように~

トップページへ